土曜日の避難小屋泊・・・小屋の混雑を予想し早めに小屋到着を計画、場合によってはあみだ池避難小屋まで足を伸ばす覚悟で国見温泉を後にした。・・・しかし、八合目避難小屋は私達の他に若者カップル二人のみ、なんて嬉しい期待はずれ？水場で冷したビールで乾杯、久々のゆっくり、まったり気分を存分に楽しむ。高級ウィスキー？を瓶ごとかついできたセ（少しでも荷物を軽くするためペットボトルに入れ替えて持ってきたらというみんなの意見は無視しいつも瓶ごと持ってくるのでありました）。さっそくカップルにおすそ分け、しかしそれ以上は二人に割って入る程野暮じゃないと気がついたセでありました。
前夜に天気予報が悪化、少々の雨もガスも覚悟の山行だった。ところが、陽も差し、期待もしなかった夕焼けまでも＾＾
お花に囲まれた登山道
もしかしたらあそこに見えるあみだ池避難小屋まで戻るかも？
八合目避難小屋の前でビールを冷す
ミヤマシシウドが夕日に染まって
二日目の朝、一部雲海がかかりその方面に少しばかり朝焼けが見られた。
小屋から間もなく噴火の跡の荒々しい光景、初めて見る秋田駒の裏側の素顔だった。時々ガスが湧いては流れ、山の全容を見せては消し登山雰囲気を盛り立てる。登山道や草原を彩る花々もガスに濡れて瑞々しく幽玄の世界をかもしだす。男岳への鞍部からは時々雨も降り出し雨具も着けたが、ドラマッチクでもあり、暑いくらいならこの方がずーといい。逆にピンカラの天気がつまらないことだって多々あるし・・・いつだっていいように考えるのでありました。
初めて見る光景に・・・
湿原はお花畑
森林限界からは登山道の全てが秋の花のお花畑、あみだ池周辺やムーミン谷の駒池前後では、広大なお花畑が出現、群生しているチングルマの穂を見ると開花時はもちろん、葉が真っ赤に色ずく秋もさぞかし素晴らしいだろうな。何度でも訪れたい
ムーミン谷のチングルマの群生
オヤマソバの群生 素晴らしかった
ツリガネニンジン（白花）
登山道を埋め尽くす花々に中々足が進みません。
写真に撮りきれない程の花を目に焼きつけながら楽しい花の山を後にしました。
コマクサも僅かに咲いていた
ミヤマトリカブト
咲いていた花
ヤマハハコ、 ミヤマアキノキリンソウ、 タカネコンギク、 オヤマソバ、 コマクサ（終・少し咲いていた） イワブクロ、 ミヤマトウキ、 ミヤマセンキュウ、 シラネニンジン、 ミヤマシシウド、 ハクサンシャジン、 ミヤマリンドウ、 ウサギギク、 マルバダケブキ、 ホソバイワベンケイ、 ノリウツギ、 ？トリカブト、 ウゴアザミ、 ミヤマキンポウゲ、 シロバナトウウチソウ、 タカネコウゾリナ、 キオン、 オオバギボシ、 エゾシオガマ、 オヤマリンドウ、 ツルリンドウ、 ウメバチソウ、 タテヤマウツボグサ、 ヨツバヒヨドリ、ツリガネニンジン、
日 時 2011年（23年） 8月20日（土）～21日（日）
個人装備 標準装備、寝袋等一式、防寒対策
共同装備 コッヘル1組、ガス1、細引20ｍ、レスキューシート2、医薬品
メンバー セとナ他2名
コース及び時間
第一日目
自宅3：05→高速→盛岡IC9：10→国見温泉10：00～25→御坪分岐11：30～50（昼食）→大焼砂分岐12：40→横岳13：30～40→横森13：50→八合目避難小屋14：30
第二日目
八合目避難小屋4：00起床5：45出発→あみだ池7：10～15（ザックデボ）→男女岳7：35～40→アミダ池7：50→横岳分岐8：05→ムーミン谷分岐8：20～25（ザックデボ）→男岳8：40～45→ムーミン谷分岐8：55～9：00→国見温泉 11：30～12：10（入浴）→雫石あねっこ昼食12：30～13：25→盛岡IC14：00→高速→夕食→自宅20：15
混まない避難小屋は最高です
日帰りだと飲めないナもこの時ばかりは・・・でも実はあまり飲めないんです。350ｍｍ一本位が丁度良い。あ～あ飲めるみんながうらめし～い
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おはようございます。
秋田駒いいかんじですね。 小生残念ながらまだ未体験です。
なにしろ登山始めたのが２００１年、５０歳過ぎからですから。
田舎（秋田）に帰ると紅葉の名所も秋田駒の近くにあるとか聞いてますが、いつか行ってみたいと思ってます。
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こんにちは。
秋田駒最高ですよ。まだ紅葉の時は行った事がないので是非行って見たいと思っています。名所がわかったら教えて下さい。ちなみに6月に行った時はシラネアオイ、チングルマ、エゾツツジが咲き乱れていて感動しました。