妙高山




「良い山行には良い天候が第一条件」をもっとうに登山を続けています。
「撤退する勇気を」なんて良く聞く言葉ですが、セとナは「行かない勇気を」
 思っています。それゆえ毎日変わる天気情報に、変更に次ぐ変更、
なのに・・・・・・。
夜行日帰りの範囲、最終的に新潟か山形方面に行くことに、
魚沼周辺は先日の大雨により被害を被り、その付近の山を除き
妙高山に決定しました。
 高速道路からアチコチで打上がる花火を見、
この日セの誕生日でもあったことから飲んだり歌ったり、
車の中は大賑わい、皆テンションが上がります。

称名滝









山は尻上がりに好天になる情報だったが、山頂へ来るまで一向に
その気配はなかった。
山頂はガスにより周囲の展望はまるでなかった。セとナを除く他の仲間は
始めてだったので、山頂からの展望を見せてあげたいと
早い昼食休憩をとった。がそれも叶わなかった。
三百名山の登頂達成にこの山塊の焼山を明日登れば、
残り1つになるという同年代の男の人との賑やかな会話が
何も見えない山頂を明るくしてくれた
                        


ヤマハハコ

 オニアザミ       

                                            


    
ゆっくり休憩



下山はゴーロ状の急坂がしばらく続く。
この山の特徴とも言える太いネマガリタケが、道の両側を塞ぎ展望はない。
以前登った時はこのあたりでネマガリタケをゲットしたっけ。
長助池の湿原が唯一開放感を味わえる場所、黄金清水は冷たい水が豊富で
ゆっくり休んだ。

大倉沢は水量が多く渡渉出来る場所がなかなか見つからなかったが、
流木から岩へ飛び越せる場所を発見、難なく渡渉できた。
しかしその前に気の早いナは靴ごとジャブジャブ渡ってしまっていた。

みんなが越えた途端、先程から聞こえていた雷鳴と共に大粒の雨が降り出し、
慌てて雨具を着ける。雨は雨具を強く叩き、たちまち足元がぬかるみ水流となった。
燕温泉に着く直前に雨は上がったが、大倉沢は濁流と化し、
岸壁には幾筋もの滝が現れていた。あの渡渉点がもし雷雨の後だったら・・・・
天気予報はあくまで天気予報だけど・・・あんなに天気図とにらめっこして
変更に変更を重ねたのに・・・

おまけに帰りの高速道路は渋滞、帰ってから靴の手入れやなんやらであ~疲れた
でも濡れた身体に温泉は気持ちよかったな

日   時  2011年(23年)8月6日(土)夜行~7日(日)
個人装備  夏山標準装備+防寒対策、着替え
共同装備  細引き20m、医薬品
メンバー   セとナ他4名

一日目
8月6日 各メンバー宅最終19:35→高速→東部湯の丸SA23:20(給油)→妙高高原IC23:50→燕温泉0:15~仮眠

二日目
燕温泉5:05(朝食)→北地獄谷分岐6:30~35天狗平7:40殻0→妙高山
10:00~45(昼食)→長助池分岐11:50~55→長助池?→黄金清水
13:15~13:30→燕温泉15:20~16:35(入浴)→夕食→妙高高原18:20
高速→各メンバー送迎 最終自宅24:30
 


2 件のコメント :

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    こんにちは!
    最初の写真は称名滝でしょうか。 きれいですね。
    小生は2008年に火打山とセットで登りました。
    火打側から登り、燕温泉に下りましたが、北地獄谷の
    南側ルートは崩落個所ありとかで北側を下りました。
    ですから滝は見てません。

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  2. セとナのルンルン山日記2012年7月26日 9:59

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    おはようございます。
    称名滝です。素晴らしい滝でした。縦走したんですね。火打山は花が多いけど妙高山は季節にもよるでしょうが花が少なかったです。
    いつか焼山に登って見たいと思っています。自宅から遠いのが難点かな。

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