八ヶ岳縦走二日目

2011年(22年)7月17日

八ヶ岳縦走二日目

花の岩稜漫歩
 
  
 4時過ぎ、薄赤くなった空の下山頂に向かう。
大勢の人達が素晴らしい雲海を見ながら雲上の富士山や
幾重にも連なる峰々のシルエットを見ながら、静かに御来光を待っていた。

 雲海に浮かぶ富士山はすぐ目の前にあり歩いたら行けそう
               


横岳のギザギザ山稜を正面に見ながら、ガレ場を鞍部に向かって大きく下る。
赤岳天望荘の前のウルップソウは終わりの状態だった。
横岳は色々な花が岩場に張り付き、振返ると赤岳が大きく迫力を感じさせる所だ。
  至るところにあるオヤマノエンドウやチョウノスケソウは盛りを過ぎ
チシマギキョウはこれからだった。
横岳からの下りのコマクサの群生地は、少し盛りを過ぎてはいたが、
まだまだ綺麗に咲いていた。
白花もあったりして笑顔がこぼれる。
                                  
   チシマギキョウ


ムシトリスミレ

富士山がだんだん遠くになっていきます

                ミヤマオダマキ      


コマクサ

コマクサの群生


硫黄岳山荘で水一リットル百円だというので、つい買ってしまう。
下から汲み上げているらしい。ちなみに赤岳頂上山荘で
五百ミリペットボトル一本四百円していた。
                                        
                       
     赤岳を眺めながら赤岳鉱泉を目指してひたすら下る            
                  
赤岳鉱泉で日陰を見つけて昼食、旨そうにビールを飲んだり
(セとナは車の運転があり我慢)してゆっくり休憩。
帰りもアブと闘いながら駐車場に着く。
駐車場に止められなかった車の路上駐車は延々と続いていた。
もみの湯で二日間の汗を流し元気いっぱいのみんな、
登りの顔と今の顔まるで別人?このギャップ写真に撮っておけばよかった。
帰りの出口インターが渋滞、30分位並びようやく通過。
東北地方高速道無料化を利用させてもらったがその影響の大きさを知る。
 
日   時  2011年(23年)7月16日(土)~17日(日)一泊二日
個人装備  夏山標準装備+フリース等防寒対策、着替え、ヘッドランプ
共同装備  細引き6Ф×20m、レスキューシート、コンパス、地図、医薬品
メンバー   セとナ他4名

 コース及び時間

第一日目  標高差 1,409m
各メンバー宅廻り最終3:00→一般道→高速道路→諏訪南IC7:50→美濃戸口駐車場
8:20~40→赤岳山荘9:30~40→行者小屋12:30~13:30(昼食)→
赤岳頂上山荘16:00 泊

第二日目 
赤岳頂上山荘6:15→横岳8:00~10→硫黄岳9:55~10:15→赤岳鉱泉11:35~12:10→やまのこ村13:40~50→
美濃戸口駐車場15:50~15:05→(入浴)→諏訪南IC16:35→高速→各メンバー宅廻り自宅23:00
稜線に咲いていた主な花
 コマクサ、 ヤツガタケキスミレ、 ミヤマハタザオ、 ミヤマオダマキ、クロクモソウ、 ミヤマシオガマ、チシマギキョウ、 チョウノスケソウ、 オヤマノエンドウ、 ミヤマキンバイ、 ミヤマミミナグサ、 ヤツガタケキンポウゲ、 ハクサンイチゲ、 イブキジャコウソウ、 ムシトリスミレ、 チシマゼキショウ、 キバナシャクナゲ、 イワヒゲ、 ミヤマダイコンソウ、 イワベンケイ、 イワオウギ、 コケモモ、 タカネコウリンカ、


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