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田代山（湿原はお花畑）

2022-06-28T16:59:00+09:00 2022-06-28T07:59:01Z 福島県の山

 歩いた日　2022年6月26日（日）

先週の日曜日は地元の難台山で暑い汗を流し、木曜日は登山道整備（13名）で想像以上の体力を使った。

山に行きて～と心の叫び（難台山も立派な山なのですが(;'∀')）

花に会いて～と心の叫び（庭にも少々花は咲いているのですが・・・）

心の叫びに従ってお花の山を歩いてきました。

そこはまさに天国へ続くかと思えるようなお花畑が広がっていました。

わぉ～って感じ

ワタスゲ

猿倉登山口下の駐車場（トイレあり）は満車・路駐もあった。

ここから少し歩いた猿倉登山口の駐車場はまだ余裕があった。

登山口を少し歩くと紫色のラショウモンカズラが至る所に咲いていてついつい道草をしてしまう。先があるんですけどね。

こんなに階段あったけ！と思う程に階段は続くのでした。

そんな時にイチヨウラン発見！後から来た登山者に知らせるとみな大喜び。

「ねぇどうしてみんな私達を見るとこんなに喜ぶのかしら」

「何人の人が私達の写真を撮って行ったかしらね。ちょっと恥ずかしいけど嬉しいわ」

芽生えたばかりのギンリョウソウはとにかく可愛い

最初の湿原、小田代に着きました。ワタスゲが出迎えてくれました。

チングルマもいい感じ

ヒメシャクナゲは小さすぎて写真に撮るのも大変です。

家電はケーズデンキで(笑)ケーズデンキの回し者ではありません(笑)

可愛い花です。ヒメシャクナゲ。

イワカガミにチングルマ、タテヤマリンドウが入り乱れて咲いてます。

小田代を過ぎると咲き残りのムラサキヤシオにお出迎えされ喜んだのもつかの間、さっきまでの青空はどこに・・・雲がどんどん湧いて来てガスも上がってきた。不安がよぎる。

もしかしてテンクラBのお天気ってこれ❓

そして・・・湿原の肩に着きました。

すれ違った登山者曰く「先ほどまで青空が広がっていたんですがね～」「そんな～」😢

その内霧雨が降り出した。先日ブロ友に運をわけてしまったのでパワー切れか😢

と・・・思ったが前方を見ると・・・雲の間に会津駒ヶ岳方面がくっきりと見えた。

湿原まわりは一方通行（反時計回り）田代山頂に向かいます。

それは○○歳の誕生日の事だった。

「お母さんお誕生日おめでとう」と娘夫婦が大きな袋のプレゼントをくれた。

「これでどこにいても目立って安心だわ」(笑)

「迷子になってもすぐにわかるし」(笑)

「ありがとう！嬉しいわ」♫

＜でも～何だか小学生の黄色い帽子みたい＞（心の声）

そうです。中身は大きな黄色い帽子だったのです。こんな色の帽子は被った事ないからちょっと恥ずかしくて暫くそのままにしていましたが娘夫婦の手前いつかは被らなくてはと思っていました。今回やっと被る気になって被ってきました👒

やった～！まだ運は尽きてなかったね。これだけの景色が見えれば御の字だわね。

田代山山頂。

チングルマ、花でも咲き終わって穂になっても紅葉しても綺麗で長く楽しめます。

家でもスクワットのトレーニングしないといけませんね。立ち上がるのが大変です！

そんなスクワットの甲斐あってショウジョウバカマの写真が撮れました。

殆どは咲き終わっていました。

木道沿いは花が咲き乱れています。イワカガミにチングルマ。

足取り軽くルンルン・・・♫

ワタスゲは続くよ～どこまでも♫奥までワタスゲ

だけどタテヤマリンドウはお天気にとても敏感。

太陽が出ないとどの花もお休み状態。

写真撮るのに丁度良い所に咲いているのに残念、無念！

避難小屋に着きました。

お天気が心配なので先にオサバグサを見に行きます。

見頃でした。

林の中のミツバオウレンも満開でした。

でもまだ湿原が半周残っています。降られると困るので今日は帝釈山は割愛して戻ります。

避難小屋に戻りました。

中を覗いて見ます。真新しい畳の部屋になっていて気持ち良く泊まれそうです。

トイレは新しく建てられていました。

登山靴が入る大きさのスリッパが置かれていました。

登山靴を抜かずにトイレに入れるのは最高ですね。

それにしてもこんな大きなスリッパは初めて見ました。

空を見上げると青空が広がっていました。雨の心配はなさそうです。

そうなったらここでランチにしましょう。

トイレの前は板張りのデッキになっていて何個もベンチがあります。

ランチが済んだら湿原に戻ります。あら～タテヤマリンドウがパッチリ目を開けて微笑んでるではありませんか。ほんとお天気に敏感だわね。

こちら側の湿原もお花のオンパレード🌼

これはオノエラン？

またまたワタスゲ

今度はチングルマ。座ると立てないのに～(笑)

振り返って見ます。チングルマの奥に見えるのはワタスゲです。

去年咲き過ぎたコバイケイソウ。今年咲くのは僅かです。

会津駒ヶ岳方面に別れを告げて、それにしても目立つ👒、これなら迷子になりません。

湿原の肩で日光連山を眺め小田代に下ります。

小田代のイワカガミともう一度遊びます。

ヒメシャクナゲと遊びます。

又来るよと小田代の花々に別れを告げ後は階段だらけの登山道をひたすら下っていきます。

途中のゴゼンタチバナ

タニウツギ

クルマムグラ

帰りもラショウモンカズラにカメラが向いてしまいます。

こちらはミゾホウズキ？

コンロンソウ

下の（トイレあり）駐車場までの林道脇に咲いていたコケイラン。

4年ぶりに訪れた田代山は期待を裏切らなかった。満開のワタスゲ、少し盛りは過ぎたが一面に広がるチングルマ、林の中にひっそりと咲くオサバグサも綺麗だった。

余りに小さくて存在感が薄れるが何とも言えないほど可愛らしいヒメシャクナゲ、閉じたり開いたりお天気に左右されるドキドキ感のタテヤマリンドウ、鮮やかなイワカガミ、探した時の感動半端ないイチヨウラン、色んな花が咲き乱れる。これらの花々に心が満たされる。

そして湿原の肩に着いた時に見える日光連山の山々、花の前方に雪の会津駒ヶ岳の絶景を見た時「あ～やっぱり来てよかった」次の日から又頑張ろうと思うのです。